Taikiosen-7
GEOGRAPHIC PHOTO PORTFOLIO BOOK

大 気 汚 染 の 現 状

― 尾瀬から水上へ向かう途中、中央浅間山の噴煙、左奥八ヶ岳を望む ―



尾瀬沼の撮影を終え水上方向へ飛行中に西南西に向かい撮影。上越国
境に近い山間部は人口は少なく、工場もない。車の通行量も少ないためス
モッグは少ない。、西に向かって撮影しているので右は北になる。北西の
季節風の吹いていた秋、人口の多い平地、車の多い南の平地に目をやれ
ば、風に流され溜まったスモッグが徐々に濃くなっているのが良く分る。  
浅間山の噴煙と同じ方向の関東平野南部へ押し寄せるスモッグの様子と
いって良いでしょう。しかし、この位置から200km以上離れた富士山や北
アルプスまで見通せる澄みきった本当の青空が上空にはあったことを報
告しておかなくてはなりません。




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